舞先輩、もっと暇つぶし

 


「アイ・舞・みぃ〜♪」

川澄舞ファンクラブの合言葉を言ってみたりしながら夜の学校へ赴く。

するとMDを聴きながらいつもの場所に立っている舞がいた。

「舞、何聴いてるんだ?」

俺は耳を近づけてみた。

”ピッ、ピッ、ピッ、ポーン”

時報を録音したものだった。

この上なく不毛だと思った。


「忍法・分身の術!」

俺は高速で動き回り、残像をつくりだしながら夜の学校へ赴く。

つるっ。←滑った

「おわっ!」

ずたーん。

腰を強打したので今日は家に帰ることにした。

ごめん、舞。


「にんにくパワー」

俺は吸血鬼対策を万全にしてから夜の学校へ赴く。

するといつもの場所でくるくる回ってる舞がいた。

「舞、何してるんだ?」

「床屋さんの、回ってるやつ」

名前はわからないけど、ああ、アレだな、と思う。

「あ、舞…」

ふらふらふらふら…………へにゃ。←床にへたりこんだ。

「舞、回りすぎだ」

だけど、何をするにも一生懸命な舞が好き♪←大バカ


「サンダーストーム!!」

俺は静電気で遊びながら夜の学校へ赴く。

するといつもの場所に舞がいた。

俺を見るなり舞はこっちへ駆け出し、涙をボロボロこぼしながら抱きついてきた。

「ま、舞?どうしたんだ?!」

「演技派女優」

「帰れ」


「いつもそうであるとは限らない」

俺は部分否定をしながら夜の学校へ赴く。

すると窓枠の金属部分に触れて立ちつくしている舞がいた。

「舞、何してるんだ?」

「N極」

どうやら磁石のつもりらしかった。

「じゃ、俺はS極」

すすすー……

ぴたっ。←舞がひっついてきた

「……N極はS極と引き合うから」

大成功。


「祐一は正直者だ」

俺はウソをつきながら夜の学校へ赴く。

すると、制服の中から強烈な光が漏れている舞がいた。

「舞、何してるんだ」

「かぐや姫の入ってた竹」

どうやら黄金色に光る竹のつもりらしい。

「……あのなぁ」

「発光ダイオードの方が良かった?」

「お前最近魔物と戦うこと忘れてるだろ」

ちなみに光源はパルックボールだった。

 


「……ああ、そうだった…」

俺は前世の記憶を取り戻し、”彼ら”を懐かしみながら夜の学校へ赴く。

すると、何も用意せずただいつもの場所で立っている舞がいた。

「舞、今日は何かしないのか?」

「祐一、抱いて…」

次の瞬間、俺の中の魔物が呼び覚まされ(以下自主規制)


「左折」

と見せかけて実は右折をしながら夜の学校へ赴く。

するといつもの場所で壁にもたれかかったまま座っている舞がいた。

「舞、何してる……」

「…………」

寝てた。

風邪ひくとまずいので起こすことにした。

「おーい、舞、今日は疲れてるんだろ。もう帰れ」

「……ぽんぽこタヌキさん、shall we?」

付加疑問で言われても困る。

「送ってやるから、ほら、乗れ」

舞をおぶさって舞の家まで送ってやることにした。

やっぱり疲れていたらしく、途中で眠っていた。

そーやっておとなしく寝てりゃかわいいのにな、とか思ったりした。


コメント秘書:

どうも音速秘書です。

小ネタだと、ぽんぽん出てきますね。

私としてはこんなのじゃ誰でも思いついてくような普通な話かなぁ、とかいつも思うんですけど、

やまけんに”お前の普通ははっきり言って普通じゃない”と言われたので今回も普通じゃないかもしれません。

実際のところどうなのかよくわかりませんけどね。

それでは、また今度。


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