舞先輩、さらに暇つぶし

 


「ピョロー」

俺はフルートの演奏に失敗しながら夜の学校へ赴く。

すると、トイレットペーパーをいっぱい抱えてうろうろしている舞がいた。

「オイルショックって言うんだろ、舞」←先を読んでみた

「………」

ぐるぐる巻きにされた。


「行ってらっしゃーい」

俺は自分を見送るという矛盾をなんなくこなして夜の学校へ赴く。

すると机を廊下に出してイスに座ってる舞がいた。

「何やってんだ、舞」

「お悩み相談室」

どこから調達したのか、メガネをかけ、それらしい格好をしている。

俺は早速相談してみた。

「知り合いに剣振り回すアブない人がいて困ってるんですけど」

「死にたくなければその人を敬った方がいい」

「……」

お悩み解決♪←泣きそう


「もちはだ」

俺は名雪のほっぺたにモチをびたっとくっつけ、かかと落としをくらってから学校へ赴く。

すると三角巾にエプロンで手には小皿がのったお盆を持っている舞がいた。

「何やってんだ、舞」

「試食コーナー」

俺は一つもらってみた。小皿には唐揚げがのっていた。

もくもく、ごくん。

「佐祐理さんがつくったのか?」

「そう。もっと試食する?」

「舞を試食できないのか?」←大バカ

「販売のみ」

「……代金は?」

「祐一の未来」

俺は足早にその場を通り過ぎた。


「往復」

家に帰ってきてしまった。


「とうっ!」

ごき。

俺はムーンサルトに失敗し、首を本来曲がってはいけない方向に曲げてしまってから夜の学校へ赴く。

すると横に本を置き、紙に何かを書いている舞がいた。

「何やってるんだ、舞」

「数学の補習プリント」

いきなり現実に引き戻された気がした。

「………」

「…………微分」

「いや、別に内容は聞いとらん」

「そう…」

夜の校舎を、ペンの音だけが響いていた…。

「私は微分をする者だから」

「いいから早くやれよ」

「……」


「ヨガ」

俺は調子にのりすぎて肩を元に戻せなくなってから夜の学校へ赴く。

すると、何やら四角形のボードを床におき、自らもサイコロを2個もっていたがちょっと寂しそうに体育座りで待っている舞がいた。

「何やってるんだ、舞」

「モノポリー……一人じゃできない…」

今夜は徹夜だ。←モノポリー大好き


「一人竜巻ー!!」

俺は自分の限界の速さでぐるぐる回り、フラフラになりながら夜の学校へ赴く。

すると机でペンを持って何やら描いている舞がいた。

「何やってるんだ、舞」

「漫画家」

「…どんなストーリーだ?」

「寿司職人が定価1600円で売られていく話」

ミステリー。


「牛歩戦術」

朝になっちゃった。


「画竜点睛を欠く」

俺は服を着替えて出かけようと思った矢先、パンツをはいてなかったことを思い出し、きっちりはいてから夜の学校へ赴く。

すると気球の、人がのる部分みたいなやつに入りその前に扇風機で風がブフォーっとおこって髪がなびき、毛布にくるまってる舞がいた。

「何やってんだ、舞」

「天空の城ラピュタでパズーとシータがあの機械で竜の巣の中をとんでラピュタに向かっていくときの再現」

「なげーよ」

しかし舞は意にも介さず、こっちを指さし、

「パズー」

俺にパズー役をやらせるつもりらしい。なので、のりこんでみた。

「………」

「…………」

ブフォー。←風

ブフォー。←風

ブフォー。←風

………。←フェードアウト


「4C586B354D5F52E34A7A44D1D43ーーーーー!」

俺は16進数で力一杯叫んでみる。

「うるさいよ祐一。しかも意味不明だよ」

名雪に怒られた。

俺は半べそで夜の学校へ赴くことになってしまった。

早く舞に会いたいと思って止まなかった。


コメント:

やっほぅ、音速秘書です。

舞先輩の暇つぶしシリーズも3回目ですね。

なんだか、どんどん間違った方向へ進んでますけど。

まあこれも一重にみなさんのおかげです。←責任転嫁

ってなところで、また今度。


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