毒競り合い

 

「そーいえばさ」

休み時間、太田さんが思いだしたように話しかけてきた。

「何?」

「長瀬くんってさ、なんで生きてるの?」

「ケンカ売ってるのかい?太田さん」

人を侮辱するにもほどがある。太田さんは今日もアクセル全開のようだ。

「だって、私とは対称的な根暗坊ちゃんだし、私と違って成績悪いし、私みたくジョークも言えないつまらない男だし」

「いや、むしろ僕は太田さんのような人間じゃなくて良かったと思うよ・・・」

よくも今まで恨みをかって暗殺されなかったものだと思えるくらい暴言を吐きまくる。

これで生徒会に関わっているというのだからうちの学校も底が知れない。

「長瀬くんって、主人公っぽくないし。リーフの人選ミスね」

太田さんが月島さんに壊されるのは当然の報いだな、僕は思った。

「なんか今失礼なこと考えなかった?」

「太田さんに言われると死にたくなるね、そのセリフ」

僕が失礼な奴なら太田さんは発禁モノだろう。

僕はひとこと言い返してやった。

「天然毒電波女」

「な・・・なんですってぇぇぇぇ!!」

「もう一回言ってあげようか?なんなら電波で直接脳に送ってあげるよ」

「きいいいぃっ!表でなさいっ!その根暗ヅラひきつらせてやる!」

自分からつっかかっといて勝手にキレてるんだから忙しい人だ。

「人間は真実を指摘されたときほど冷静さを失うという」

「・・・・くっ・・・」

僕らはにらみ合った。

 

すたすたすたすた・・・・・。←教室入ってきた

「長瀬ちゃんの勝ち」

すたすたすたすた・・・・。←出てった

 

・・・・・・・。←間

る、瑠璃子さん・・?

「・・ちょっとそこの半狂乱女!待ちなさいっ!オイ、コラっ!」

 

すたすたすたすた・・・。←また入ってきた

「くすくす・・全狂乱に言われたくないよ」

すたすたすたすた・・・。←出てった

 

・・・・・。←間

「違ーう!狂ってたのは本シナリオだけで、他のシナリオとかLF97だったら・・・」

 

すたすたすたすた・・・・。

「墓穴だね」

すたすたすたすた・・・・。

 

 

「・・・・・いやああああああああああ!!!!」

あ、壊れた。

 

終わり

 

おまけ:長瀬祐介の質問コーナー

「月島さん、一つ聞きたいことあるんですけど」

「なんだい長瀬くん」

「月島さんって、いまだにシスコンなんですよね」

「いや僕は、るりコンだ」

すたすたすたすた・・・・。

 

負けました。

 

おまけ:終わり

 

おまけ2:長瀬祐介の質問コーナーその2

「瑠璃子さん、一つ聞いていいかい?」

「いいよ」

「瑠璃子さんって、その焦点の合わない目で何を見てるの?」

「ラジオの電波」

すたすたすたすた・・・・。

 

見えるラジオって言いたいのかい?瑠璃子さん。

 

おまけ2:終わり

 

コメント:

こんちわ、音速秘書です。雫のSSのときは音速秘書と名乗ることにしました。

特に意味はありません。というより、むしろ自分で混乱しかねません。デメリットばっかりです。←大バカ

今回はただ単に太田さんの毒舌っぷりを使ってみたかっただけなので、一発ネタ同然です。

むしろおまけの方が面白いかも。←大問題

あ、おまけ2はちょっと微妙ですかね?


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